結婚式のヘアスタイル

・アップの髪型
 挙式時は、夜会まきやシニヨンなどのアップにする人が多いと思います。一口にアップと言っても、ティアラ、クラウン、ボンネ、生花など、ヘアパーツによって同じ髪型でも全然異なる雰囲気になるし、前髪によっても表情が変わるはず。ヘアーパーツを付ける位置も悩みます。束ねた髪を散らすと優しい雰囲気になるし、まとめると清楚な花嫁になれます。
・ダウンスタイルの髪型
 お色直しの時にはダウンスタイルにする人が多いと思います。結婚式の時だって、すっきりしたシンプルなドレスならダウンスタイルも可愛い。お辞儀をする度に髪がバサッとならないようなスタイルがスマートですね。
・ショート・ミディアムの人の髪型
 ショートやミディアムでも、つけ毛をつけたりすれば基本的にロングと同じようなスタイルが可能だと思いますが、短めの髪ならではのモダンなスタイルや可憐なアレンジも素敵だし、小さめのクラウンも可愛いと思います。
・和装 (色打掛・引振袖・振袖・新和装) の時の髪型
 和装に合わせた洋髪だけど、ドレスにも似合いそう。個人的には、髪をおろさず、あげてすっきりした髪型の方が和装が更に際立つ気がします。振袖の場合は、ゲストに負けないように気持ち華やかに。

結婚式のヘアスタイルで一番多い髪型は「まとめ髪」

 まとめ髪にはおだんごヘア、ハーフアップ、サイドアップ、夜会巻きなど様々な種類があります。
 私は、自分で「まとめ髪」が出来るようになってから、その日の気分でいろいろな「まとめ髪」を試す様になりました。また、結婚式やパーティーなどのヘアスタイルの基本はアップスタイルですから、覚えておくとかなり重宝すると思います。
 おだんごヘアの場合、基本的には髪をゴムなどで一つにまとめ、その髪をねじり、根元に固定すれば出来上がりです。とても簡単なヘアスタイルなのですが、おだんごを作る位置や、まとめる髪をきっちり巻くか、ルーズに巻くかでずいぶん印象が違ってきます。
 高い位置でルーズに巻いたおだんごヘアは、若い人たちにもかなり人気のようです。ハーフアップは耳から上の髪だけを結い上げ、残りの髪は下ろした状態になりますので、顔の形を選ばずに楽しめるヘアスタイルです。
 結婚式で最も人気のヘアスタイルのひとつ、夜会巻きは上品で華やかな見た目のまとめ髪です。
 普段のみならず、パーティや結婚式、和装といった、フォーマルな場でも充分通用するヘアスタイルですが、見た目の割りに作り方も簡単で、夜会巻き用のコームが一つあれば、誰にでも作れます。
 夜会巻きの作り方ですが、毛先をひとつにまとめて、一つの方向に毛先までしっかりねじります。ねじった毛先は内側に隠れるように押し込んでから、コームの先でねじった部分から根元の髪まで差し込めば、完成です。

結婚式のヘアスタイルとマリアベール

 一般的にマリアベールに合うヘアスタイルとは、低い位置でスッキリまとめた”まとめ髪”がマリアベールには一番似合う花嫁の髪型ですね。マリアベールは、頭からすっぽりかぶるタイプのベールなので、高い位置でまとめるアップスタイルの髪型には不向きです。
 マリアベールそのものの美しさを出すためには、ひかえめなヘッドが似合います。生花を使用されるか、ヘッドピースも髪のサイドやバックシニヨンの下につけると花嫁度がアップしますよ。ミニティアラを使用して、マリアベールを少しずらしてつけてもかわいいですね。
 マリアベールの場合、清楚なイメージを大切にし、ベールを引き立てる意味でも更にヘッド・ピースで飾らない方が良いと思うのが個人的見解です。ただ、その反面、時代と共に変わりゆくトレンドを考慮した場合、“さり気ない”ヘッド・ピースは、良いのではないかとも思います。
 生花のブーケが基本のヨーロッパ挙式において、ヘッド・ピースも勿論、生花である事がお約束事なのです。決して、他の素材が不可……と言う訳ではないのですが、生花が一番と思われます。 
 生花以外のへッドピースですと、ティアラやクラウンとなります。もちろん付けることは可能ですが、 マリアベールのデザインを活かす方がお勧めです。 ベールの流行はとくにはないですが、やはりドレスに一番合うのをつけていただくのがいいですね。パールが散りばめてあるドレスなら パールのベールを合わせたり、お花の刺繍があるドレスなら 刺繍に合ったベールを選ぶと統一感もあり より一層ドレスも映えると思います。
 またベールもいくつかの長さがありますが、グロリアブライダルではミディアムの長さのベールが一番人気です。



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